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受験を迎えるお子様をもつお母さんへ伝えたいこと  ~聞く~

受験を迎えるお母さんへ~その1~

 

 

年が明けて、いよいよ受験日が迫ってきましたね。

親である皆さんも、ドキドキと落ち着かなくなってきているころでしょうか。

 

 

「このままで大丈夫かな?」「もうひと頑張りすれば、いいと思うのに!」

などと、親としてヤキモキすることもありますよね。

 

 

我が家も受験生が二人いるので、見ていて歯がゆくなることがたくさんあります。

そんなときにですね、「~すればいいんじゃない。」と子どもに言った日には、「うる

さいな!」という言葉が返ってきてしまいます。かえって、本人のやる気をそいでしま

う…なんてことをやってしまうことがあります。

反省しております。

 

 

じゃあ、ヤル気なさそうにスマホを見ているわが子に向かって、何ができるのかという

と、いくつか取れる方法があります。

 

 

一つ目は、「今一番困っている、悩んでいるのは、だれなのか?」と考えてみることで

す。親である私が困ってる?それとも、目の前のわが子?目の前のわが子が困っている

と、とらえられたのなら「聞く」という対応が取れます。

 

 

例えば、我が家の例です。

大学受験の息子は、現在一浪中。しかし、9月に肺気胸にかかり、入院・手術、その後

肺炎にかかってしまいました。ほぼ1カ月半の間、勉強していませんでした。

少しでも勉強すればいいのにと思いました。でも、今一番苦しくて、不安になっている

のは息子だと思い、息子の気持ちを受け止めることに専念しました。

息子「手術を受けなければよかった!そうすれば、こんなに長引くことはなかったの

に!」

私「もっと早く退院したかったんだね。」

息子「ああ。ほんとに、腹が立つ!」

私「長引いてしまって、怒りがわいてくるんだ。」

 

…というように、丁寧に気持ちを受け止めていきました。退院が決まったあとは、不安

を出すことは減っていきました。

 

 

12月に、「どう?今は不安とか感じたりする?」と聞いてみました。

息子「今はそれほど感じないけれど、1月になったら、わからないな。」

私「そうか、もし何かあったら、いつでも話を聞かせてね。」

と伝えておきました。

 

先日、息子が「すごい悪夢を見た。」と言ってきました。

私「どんなの?」

息子「すごい恐ろしかった。」

私「思い出すのも恐ろしいぐらいの、夢を見て、怖かったんだ。」

息子「ああ。」

 

話した後は、自分の部屋に行ってしまいました。こんなふうに、時折不安を口に出しま

す。

 

 

でも、こんなことを言ったことがありました。

「うちは、なんでも話せるうちだからよかった。話せなかったら、どうなってただろ

う。」

 

とてもうれしかったです。

 

 

悩みを抱えているときは、それを出すことで心が軽くなることがあります。心の中のモ

ヤモヤしたものが晴れてくると、自分がしたいことが見えてきたりします。自分で悩み

に立ち向かっていくこともできるようになるのです。

その手助けが、親である私たちにもできるのです。「聞く」ということで。

 

 

その1でした。
「聞く」ことの効果は明日です。

 

 

 

本間恵