やる気にさせる怒り方

今日は、娘のことです。

受験が近づいてきて、不安定さが目立ってきました。

 

 

昨日、朝ご飯を食べた後にソファーでスマホを見ている娘。
20分たってもまだ見ているので、

 

「時間がもったいないよ。もっとやれることあるんじゃない?」と言ったら、

「うるさいな!!」と返ってきました。ムッとした私。

「うるさくないよ!だってもったいないって思うんだもん!」

「うるさいって言われると、全部拒否されたみたいで、悲しくなる!」

(わたしメッセージ)

 

 

娘はちょっと間を置いてから、「ごめんなさい!」と不服そうに言いました。

少し様子を見ていると、スマホをやめて勉強をし始めました。

 

私が言った言葉の、「時間がもったいないよ…」と「うるさくないよ!」は、責めた言

い方なので、自分でも言いたくなかった言葉です。

言った後、まずい!と思い、言いなおしました。その次の言葉は、親業でいうところ

の‟わたしメッセージ”です。

 

 

娘にしてみれば、やらなくちゃならないことはわかっているんだけど…心の中で葛藤し

てるんですよね。そこで親に言われると、無性に腹が立つということは、私も重々わか

っているんですけどね。昨日は、自分の心の余裕がなくて、つい言っちゃいました。

反省です。

 

 

今日はというと、昨日の反省をふまえて、ソファーでスマホを見ている娘に、

「午前中が終わるまで後2時間だけど、これだけやれた!って思えるように過ごしてみ

ない?」「私も、今日は年賀状をがんばるよ!」なんて言ってみました。

 

これは、わたしメッセージではないです。

娘「はぁ~い!やってみようじゃあないですか~!」

おおっ?昨日と違い、行動に移している!まあ、たまたまやろうとしていたところだっ

たのかもしれませんが、うるさい!とは思われなかったようです。

 

もっと別の言い方・接し方もできるかな~と考えたりします。

 

 

例えば、聞く。娘の気持ちを聞くこと。

「なかなかヤル気がおきないみたいだね。」と聞いてもよかったです。

 

 

その時その時で、私のとれる対応はいくつかあります。 親業を学んでからは、考えてか

ら言葉を言うようになりました。おかげで、ドカン!と怒ることがなくなりました。

 娘の行動がいつも変わるわけではないですけどね。

 自己嫌悪だけは減りました。不安定な娘を、もっと受け入れられるようになりたいで

す。

 

 

 

本間恵