子どもを受容すること・自分を受容すること
「自分は愛されている、自分の存在を親は受け入れてくれている」
と感じることで、子どもの心の安定と成長が始まります。
親は、子どもを受け入れたい思っているのです。
ですが、その我が子を大切に思う気持ちが、子どもに伝わらないことがあると以前にお
伝えしました。
親業は、子どもを受容していることを、毎日の生活の中で伝えていくものです。
親に受容されていることがわかると、子どもは安心して自立していくのです。
また、親業を学んでいくと、親が自分自身を受け入れて自立する自分であることの大切
さに気付かされます。
親が自分の人生を自分らしく生きていると思えないと、子どもが自分から離れて自立し
ていくことを、受け入れられないことがあるのです。
自分の存在価値を、子どもに求めてしまうのですね。
親が子離れできなくなってしまうのです。
皆さんは、自分の生き方が好きですか?
自分のことを、受け入れていますか?
子どもを育てるということは、自分の生き方を見せることでもあります。
親業が子育て業というのではなく、「親業」というのは、親の姿を見つめ直していきま
しょうということなのです。
親業は、自分業なのです。
皆さん、自分を見つめて、自分の大切のしたいことを再確認してみませんか?
そして、皆さんが自分の人生を自分らしく、生き生きと歩んでいけたらと願います。
そのために、私はこれからも、親業を皆さんにお伝えしていきたいです。
本間 恵