体も人間関係のコミュニケーションも・・・
私は時々、整体にいっています。
顎関節症がひどく、骨盤や背骨の歪みなどで、肩や首などいろいろなところに痛みがあ
りました。
長年の姿勢のくせが原因です。
自分では、姿勢に気をつけているつもりでした。
でも、身体は正直ですね。
痛みというサインを出して、私の姿勢が良くないことを教えてくれていました。
ふと思ったのですが、体も、人間関係も同じだということです。
体のサインの痛みを感じたら、まず自分の何が原因だったのか考えます。
立ってるときに、左側にばかり重心がいっていたとか、緊張すると、奥歯をかみしめて
いるといったように、自分を見つめることによって、何らかの気づきがあります。
これは人間関係と同じです。
人間関係に問題があったら、自分を見つめます。
自分の関わり方は、どうだったかという気づきが生まれます。
例えば、自分がイライラしているときに、ついガミガミとあなたメッセージで怒ってし
まうということに、気づいたとします。
もし改善したいところに気付いたのであれば、そのための方法を学び、実践していきま
す。あなたメッセージではなく、わたしメッセージで自己表現してみます。
聞くことだって、やってみます。
体でしたら、悪い姿勢をしていると気付いたときに、正しい姿勢に直す。
かみしめに気づいたら、あごの力を緩ませるなどです。
しかし、姿勢を1~2日気をつけるだけで、すぐに肩こり・首こリが改善するわけではあ
りません。続けていくことが大事ですよね。時々忘れてしまって、また元のよくない姿
勢をしてしまうということは、よくあります。
ここも、人間関係と同じです。
学んだコミュニケーションの方法を使ってみたけど、何日かすると忘れてしまい、また
元の言い方になってしまっていた。なんてことも、よくあることです。
体も、人間関係のコミュニケーションも、似ていませんか?
まず気付くことから始まり、良いと思うことができたりできなかったり。
それでもあきらめずに、くり返しくり返し実践していくのです。
継続は力なりとも言いますが、やがて、少しづつ改善されていくことが多いのではない
でしょうか。
私はといいますと、顎関節症が大分よくなってきました。
次は肩こりと首こりの改善を目指しています!
子どもとの関係も、ガミガミママだったのが、ちゃんと自分の気持ちを伝えられるよう
に、ずいぶん成長したと思います。
今の自分を見つめ、何が問題なのか、自分がどうしたいのかに気付く。
改善するための方法を学び、それをくり返し実践して身につけていく。
時間がかかることもあるかもしれないけれません。
でも、体もコミュニケーションも、やったらやった分だけ、
ちゃんと自分に返ってくるんだということを実感しています。
どちらも、自分が気持ちよく生きていくために、
私にとって大事なことです。
人間関係も、体と同じように変えていくことができるのです。
コミュニケーションの方法を学んで、くり返しトレーニングすれば。
スポーツジムみたいに、コミュニケーションをトレーニングできるところがあればいい
んですよね。その場を作っているのが、私たち親業訓練インストラクターなんですね。
スポーツインストラクターと同じです。
もっと、だれでも気軽にトレーニングできたらと思います。
そんな場所を作りたいです。
本間 恵