今度は私が・・・
今日は、今年ずっと関わってきた4年生の子たちの学年行事でした。
2分の1成人式といって、10歳になる4年生でよく行われます。
保護者を招待し、いろいろな発表をします。
親と子どもで手紙の交換をしたりと、学校ごとに取り組みは様々です。
今回は5クラスが一緒に、体育館で発表をしました。
子ども達が招待してくれて、私も参観させてもらいました。
子ども達の生き生きとした姿には、涙が出ました。
一生懸命な気持ちは、心に届きますね。
子ども達を見ていると、子どもたちを指導してきた先生方の熱意が伝わってきます。
この学年は5クラスのうち、20代の男性教員が3名。
初任の女性教員1名。(大卒1年目です)
学年主任はベテラン女性教員です。
若手の先生方は、いろんなことをやってみたい!という熱意があります。
それをうまくまとめてくれているのが、学年主任の先生です。
初任の先生も、起きている時間はほとんど仕事にあてているのでは?と思うほど、がん
ばっています。周りから、早く帰りなさいと言われてしまうほどです。
どこのクラスも、発達障害の子など問題を抱えている子が数名います。
毎日毎日、いろいろなことが起こります。
先生方の苦労は、並大抵ではありません。
そんな毎日ですが、放課後職員室で仕事をしていると、大変な事やうれしかったこと
を、学年のメンバー同士で気軽に話せるのです。
お互いに笑ったり、時には真剣に悩んだりしながら、思いを出し合えるのです。
私が今まで経験した学年は、ここと同じように、どこも話しやすい学年メンバーでし
た。本当にありがたかったです。
この、心の内を出せる場があるということが非常に重要なんだと、つくづく実感しま
す。
日々のちょっとした愚痴を言える。
否定されない。
共感して受け入れてくれる。
解決策がその場ですぐに出てこないことだってあります。でも、自分のことを理解しよ
うとしてくれる仲間の存在は、とても大きい支えになります。
本当に苦しい時に、何とか立つことができるのです。
私も今まで、苦しい時期が何度もありました。
でも、学年の方たちに支えられてきました。
涙を流しながら話したことなんて、たくさんあります。
話を聞いてくれて、自分の経験を語ってくれたり、励まして支えてくれた先生方がいた
から、今の私がいるのです。
今度は、私が支える番です。
私の尊敬する先生方のようにできるかわかりませんが、私なりにやれることをやってい
きたいです。
私の関わっている先生方は、子どもたちのために何ができるのかと、一生懸命に向き合
っている方が多いです。そんな先生方の力になりたいです。
明日は、学年の先生方と2分の1成人式の打ち上げです。
私は、何の指導もしていないので申し訳ないのですが…。
先生方の本音の声を聞いてきます!
本間恵