不登校の子のお父さん・お母さんに伝えたいこと ~気持ちをためずに~
「不登校の子のお父さん・お母さんに伝えたいこと」~その2~です。
2つ目は、お父さんお母さんの気持ちを、ためずに出していくことです。
我が子が不登校になってしまうと、
「私の接し方が悪かったのだろうか」
と自分を責めてしまうことも、多いのではないでしょうか。
「これから、どうしていけばいいのだろう」
そんな複雑な気持ちを抱えて、悶々とする日々だと思います。
重く、苦しいですよね。
そんな不安や悩みを、正直に話せる相手はいますか?
人は、重い胸の内を話して出してしまうと、心が軽くなります。
お父さんお母さんの心が、不安で一杯いっぱいですと、子どもの不安を受け止める余裕
がなくなってしまいがちです。子どものためにも、ご自身のためにも、お父さんお母さ
んの心を少しでも、楽にしていきたいのです。
思いを話すときに、
「ここまでだしていいのだろうか…」と躊躇してしまうかもしれません。
なかなか、言えないこともありますよね。
無理に話してくださいというのではないですよ。自分のペースでいいのです。
心の内を安心して話せる相手がいると、お父さんお母さんの心が楽になるのではないで
しょうか。。
皆さんには、話せる相手というと、どんな方がいますか?
夫婦、両親、兄弟、友人、先生…。
スクールカウンセラーや、専門の相談機関の方。
親の会に参加していらっしゃる方もいるかもしれません。
今、話せる場所や相手がいないという方、どうぞ一歩を踏み出して、話してみてくださ
い。皆さんが、話しやすくて安心できる相手と出会えることを願っています。
本間恵